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素人SS

23 :名無子(ななこ) : 05/12/08 23:23:33 ID:???
第二章 長束島〜なつかしま〜

「ここは・・・・本当に名古屋じゃないんですか!!?見た感じ違いますが・・・」
「名古屋?あー西日本国の名古屋ね。ここは中立日本国だよ?」
「え・・・・・・・え?・・え?」
「なんだー にーちゃん頭でもうったのかい?図書館いって本よんできな。そのうちおもいだすだろー」

そこで、図書館の場所をきいていってみた。
図書館の歴史書をみたソラミミは唖然とした。
「こ・・・こんなん・・・・・」
日本の歴史は彼の知っているものとは全く違っていた。
重要なことを書くとこんなかんじだったのでございます。

1945年 日本国敗戦 GHQ日本常駐

1950年 ソ連とアメリカによって日本列島領土分割

1956年 日本共和国樹立

1957年 西日本国樹立 これにより名古屋の東付近が国境となる

1960年 太平洋の島々中心が中立日本国樹立
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こんな具合だった。

「おどろいたかね。」
侍の格好をした人が言った。
「大体分かる。あんたも、違う時代からきたんだろ?いつの時代から来た?」
「1988年・・・・・」
「なるほど・・・チョッと前の時代か・・・・」
「あの・・・今は何年ですか?」
「西暦とかいう暦で2028年だそうだ。」
「2028年!?未来?見た感じはもっと昔なのに・・・・」
「おれもここに来る前は違う時代にいた。1487年ころか。戦争の真っ只中だった。
ここにきてだいぶんたつなぁ。すっかり暮らしにはなれたが、じぶんをわすれないように格好はそのままだ。」
「応仁の乱ですか。」
「歴史書にはそうかいてあったな。つかれはてた俺のを黒い獣があるいていた。おいかけると、ここに来ていた。」
「いっしょですね。私も猫を追いかけてここにきたんです。」

突然、警報音のようなものが聞こえた

「空爆警報!!空爆警報!!念のため皆さん非難してくださーい!」
マイクのアナウンスがきこえた。

「この図書館地下にいれば、万が一でも安全だ。はやくいこう。」
「・・・・もうなにがなんだか・・・」
「こまかいことは気にするな。とにかく行くぞ。おまえはもう我が同志だ!」
「あの、ひとつだけ聞いていいですか?」
「なんだ?」
「あなたのお名前は!?」
「最上とでもよんでくれ。」

第二章 終わり


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