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素人SS

26 :名無子(ななこ) : 05/12/17 20:54:22 ID:???
第三章 偽装都市


「ここが地下・・・・?」
ゴシック風の外観と図書館、外観とは違い地下は2028年を納得させるものだった。

地下のはずだったが、まるで地上のようだった。

「驚いたかね?」
「最上さん、ここは本当に地下なんですか?」
「ああ。この空は偽物だ。といっても、相当ひろいみたいだがな。」
「・・・・・・・。すごい・・・」
「高さというか、深さ800mとかいってたかな?表面は吸音して、なおかつ空の映像がうつしだされてる。」
「じっかんがわかないですね。・・・・降りるときにそんなに時間がかからなかった。」
「耳が痛くなっただろ?」
「そういえば・・・。なるほど・・・。」
「テクノロジーは世界一だとか。」
「でも、地上を見たらそうは見えないですね・・・」
「見た目ははまやかしだ。この島は・・・・」

『速報です。敵機は1024機、米国のものと思われます。』

「懲りないやつらだ・・・」
「前もきたんですか?」
「何回も来たさ。1度水爆を落としてきた。」
「・・・・・でも大丈夫だったんですか?」
「この国のテクノロジーはその程度ではな。上空で爆弾を解体した。」
「な・・・・・まじっすか!?」
「まあ、余裕があったんでな。そのあと、報復で近辺の米国の領地を占領した。」
「この国はちょっと怖いですね。」
「まあ、水爆はやりすぎだからな。」
「それでも攻撃をしてくるんですか?」
「あの国ももうだめから、躍起になってんじゃないかな?この太平洋の小さな島くらい落とせるとおもってるのかも。」

『米国のものと思われる機体を、全て排除しました。警報は解除されました。』

「こんな短時間で・・・・実感がわかない・・・・」
「高性能の軍艦があるからな。」
「いったいどんな・・・」
「確か、この国の技術を総結集したとか。周辺島を攻めるときもその船1隻で・・・。」
「こわい・・ですね。」
「さあ、そろそろ地上に戻ろうか。」

エレベーターで、地上にもどった。さっきとおなじだった。

「本当に空襲があったのか・・・・・」

第三章おわり。


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