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素人SS
- 51 :素人 : 06/07/27 01:36:10 ID:???
- 第八章 短い時
ソラミミ日記
あれから1年経った。
今はもう・・・二人は・・・・・・
相変わらず居候だ。
あいつらが居候なのに飯やら猫の世話はわたしがやっている。
それにしてもあれからなにもない やってもらわなけえばならないことって・・
「今日も日記か・・相変わらずねぇ。わたしには信じられないわ。日記を続けられる人間なんて。」
「同感だ・・。日記(にき)なぞ書いてもだれもよまんぞ・・・」
「最上さんまで・・・」
ピ────────────
みな の腕時計が大きな音を出した。
「今日はここに来て丁度1年ね。」
「それより、早くそれ止めてください。近所迷惑ですよ。ここは長屋ですよ?」
「はいはい、わかったわよ・・・ポチッとな・・」
(なんだこいつ・・・)
「1年の観察期間がおわったわ。今から本格的に活動するわよぅ!」
「いよっ!まってました!!」
「最上さんもノリノリですね・・いったいなにを・・・」
「この国はこのまま行くといずれ他国に滅ぼされる。」
「他国って・?」
「それはいえないわ。」
「その歴史を変えるため、いまから活動するのよ。」
「いったいなにを・・・」
「未来へ行って敵国のトップを暗殺するの。」
「えええええぇぇぇぇぇぇー!」
「それはいい考えだ。ようやく私の刀が役に立つ・・」
「ちょっとそれはまずいっしょ・・」
「いいえ。私はそのために過去へおくられたの。」
「かこ・・・・じゃああなたは・・」
「そう。未来から来たの。」
「なぜ私たちをあの世界へやったのだ?」
「あなた方が他国のスパイでないことを確認するためによ。この一年もそう。」
「ではなぜ私たちを選んだのだ?」
「歴史を変えない人間を選んだの。つまり、あなたたちは私が異次元に送らなければ・・」
「そうか・・あの後すぐに死んでいたということか・・」
「そう。しかも行方不明になって。海におちたり火山におちたり・・」
「落ちるばっかですね・・」
「それだけじゃないけどね。あなたは刀がうまいし・・」
「じゃあ私は?」
「きまぐれ?」
「・・・・・・」
「わたしは、あなたたちの世界とつながった世界から来たの。あの異世界のことはよく知らないわ。」
「あの猫は?」
「私が任務を遂行するため監視と時空移動、そのほかのためにお供につけられたのよ。」
「わかった?じゃあさっそくいこう!」
「え・・ええぇ?」
「let's go!!!」
そして・・・・平成20年・・・・・・
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